「奈良名作映画祭」から1週間経ってしまいました。
早いなぁ〜。(^^;)
私は歴史が好きで、とりわけ奈良時代が大好き
なのは以前も書いたと思うのですが、実はその
時代を舞台に小説を書きかけていました。
途中まで書いて全然面白くないので、もう一度
書き直さないといけないのですが。(^^;)
ちなみに主人公は吉備真備という政治家なのですが、
歴史好きじゃない人はきっと知らない人が多いと
思います。おそらくかなり珍しいと思いますが、私は
吉備真備オタなのです。(笑)
でその奈良時代、資料とか読んでもビジュアルイメージ
がなかなか浮びにくいので、何か映像がないかなぁと
思っていたのですが、さすがになかなかドラマとか
映画とかないんですよね。
そんなおり、田村高廣さんの訃報にふれて、ネット
サーフィンしていて田村さんの情報を探していたのです。
その時に田村さんが鑑真和上役を演じた映画「天平の
甍」のことが出てきました。
そういえば、昔こんな映画があったっけ…ってこの
映画、奈良時代が舞台じゃん!
ストーリーは唐に留学した僧が苦難の末鑑真和上を
日本に連れて来るということなので、ほとんど唐が
舞台になっているのだろうけど、多少は平城京の
ことも出てくるかもしれない!
…と思ったら、がぜんこの映画が観たくなりました。
ところがこの映画、ビデオにもDVDにもなっていない
ということが判明。正確に言うと昔ビデオにはなって
いたのですが、すでに廃盤になっていたのです。
そこでふたたびネットサーフィンして、ビデオが
オークションに出てないか探していたら、11月に
奈良で上映されるという情報を得たのです。
こ…これは絶対観に行かないと!!
これの逃すともう観られないかも。
と強く思いました。
…これが5月の話です。
以来半年、「天平の甍」の上映をとても心待ちに
していて、ついに先週その日がやってきたのでした。
…え〜、前置きが長くてすいません。(^^;)
「奈良名作映画祭」は3日間に渡って開催されて
いましたが、一日1本奈良にゆかりのある映画
が上映されていました。
「天平の甍」も奈良にゆかりのある映画として
上映されたのです。
半年も前から観たいと思い続けていた映画なんて
初めてですが、結論からいうと本当に観てよかった
です。
鑑真和上を唐から連れて来ることがいかに大変
だったか、知識ではわかっていましたが、こうやって
映像で観たら私の想像をはるかに超えるものだと
いうことがよくわかりました。
そしてやはり鑑真和上がとてつもないすごい人
だということを改めて思いましたね。
確かに鑑真和上を連れてこようとした普照と栄叡
もすごい信念だとは思いましたが、唐ですでに
高僧であった和上が日本行きを決意し、実際に
日本に来るまでの信念のすごさが感動せずに
いられませんでした。
鑑真和上が日本に来るまで12年の歳月が
かかっています。
その間に5回の渡航に失敗。そして失明という
受難。普通ならいくら何でもそこであきらめると
思いますが、和上はそれでも日本行きを諦める
ことはなく、ついにその思いを果たすのです。
これは映画の中のフィクションの話ではなく、
実際に鑑真和上のたどってきた道です。
1300年も前にこんな人がいたということが
何ともいえないほどの感動なのです。
そしてまた、映画の中の田村高廣さんの鑑真
和上がとても素晴らしかった。
常に凛としたその姿が美しいと感じました。
1週間経った今でも、この映画の余韻は深く私の
胸に残っています。
こんな映画は初めてです。
それほど深く静かな感動が私の中に広がって
いるのです。
ただ気になることがありました。
この映画はいろいろな地域で上映されているよう
なのですが、1980年の作品でもう26年も経って
いますのでさすがにフィルムの傷みが激しくなって
いるのです。
画面の色もかなりセピアな色になっていますし、
これは早急にDVDにしてもらいたいと強く思い
ました。
…とても長文になって申し訳ございません。m(__)m
本当はもっと書きたいのですが、きりがないので
この辺で。(^^;)
posted by さがのさやさや at 23:55
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